訪問者が見る日本 外食編

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今回の帰国では、国内旅行に行ったり、外出したりという日がほとんどで、外食する機会が多かった。その時に改めていろいろなことを感じた。

コーヒーショップ
コーヒーショップの浸透度には今さらながらに驚いた。スターバックスやタリーズといったシアトル型の進出に加え、ドトールなどの既存チェーン、新規参入組、さらには店の一角を飲食スペースにしているベーカリーも多数あって、「3歩歩けばコーヒーショップに当たる」状態だ。

どこも企業力を活かして、プライムロケーションに店を構えている。駅の目の前、駅構内、ショッピングエリア、オフィス街のど真ん中など、とても便利な場所にある。1日3件のアポがあって時間を潰さなければならない時など、本当に重宝した。

しかし、最後の方はかなり飽きていたのも事実。どれも横並びだからだ。コーヒー、紅茶、ジュース類、それにパンやサンドイッチなどの軽食というメニューはみな同じ。スイーツやスペシャルを出しているところもあるが、差別化が図れるほど強力な商品とは言えない。

同じ業態で、どうしてウーロン茶を飲んでおにぎりを食べるような店がないのだろうか?私はコーヒーが苦手なので、毎日ミルクティーとレモンティーを交互に飲んでいて、いい加減いやになってしまった。日本人はそんなにコーヒーとパンが好きになったのだろうか?

デパ地下
今や日本の食文化とも言えるデパ地下。その品揃えや質の高さには脱帽する。アメリカのデパートには食品街がないので、高級食品が一ヵ所にまとまって売られている場所に妙に感動してしまう。

しかし、これらすべてがお持ち帰り用というのが納得できない。たまたまデパ地下を歩いていて、すごくおいしそうなスイーツを見かけても、外出途中で食べる場所がないから諦めてしまうことが多かった。小さなイートインコーナーを用意している店もたまに見かけるが、狭くて10席にも満たないうえ、メニューは別だったりする。

デパート側は、客が買った食品を自由に食べることのできるスペースを設けるべきだ。そうすれば、その場で食べていく客の増加を見込むことができる。1㎡た りとも無駄にせずテナントをぎゅうぎゅうに押し込めるだけで、客に「食べる場所は自分で確保しろ」というのは無責任ではないか。アメリカでは、食品を売るからには食べる場所も提供するのが常識となっている。例えばスーパーでも、小さなカウンターを設けたり、店の外にテーブルを置いたりして、買ったものを の場で食べられるようにしている。何よりも、食べる場所がない人たちも客として取り込んで売上アップにつながるのだから。

スイーツ
ロサンゼルスには純粋なケーキ屋(パティスリー)というのがほとんど存在しない。おいしいスイーツを食べることができるのはたいていレストランだ。だから日本に行くと、街中に氾濫するスイーツについつい目を奪われる。

ただ、日本人のスイーツに対する情熱とこだわりはちょっと異様にすら感じた。次々と新しい店がオープンしては消えてゆく・・・。私が日本にいる時に好き だった店もどんどんなくなっている。スイーツも癒しの一種ということなのか?騒いでいるのは都会の女性たちだけだろうか?カリスマパティシエ?なぜそこまではまってしまうのか良く分からない。

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